インターネットというのは、インターネット・プロトコル・スイートを使用している複数のコンピューターネットワークを相互接続した地球規模の情報通信網を指しています。コンピューター同士を接続するための規格のことを指しているもので、この規格のプロトコルをコンピューターに導入することによって、誰でもアクセスできるというのが大きな特徴です。
コンピューターを接続するという考え方はコンピューターの登場当初から存在していたものですが、それを離れた地域同士でも行うことが可能としたもので、小さなネットワークが互いに相互接続しあっていることにより、直接そのネットワークに接続されていなくても情報のやり取りをすることが出来ます。ネットワークを視覚化した場合にはクモの巣のように通信網が張り巡らされており、それらがひとつでも繋がっていればアクセスすることができます。
これらは爆発的に普及しグローバル化を推し進めた原動力ともなっているもので、それまで海外との通信をするためには高額な費用が発生していたものが、非常に安価な価格で行えるようになり、他の地域とのコミュニケーションがインターネット普及以前とは全く異なる様相となっています。
インターネットを利用する場合には、ブラウザと呼ばれるソフトを使って必要な情報を見ることができます。インターネットというのはネットワークの名称で、それらの繋がっている先はサーバーと呼ばれるコンピューターであり、端末からはそのサーバーにアクセスして情報を得るというものです。内容は単なる文章から画像だけでなく現代では高品質な動画まで様々な物が取り扱われていますし、ネットゲームのように同時に多くの人達が参加して楽しむことができるサービスなどもあります。活用されているものとしてはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)がコミュニケーションを取るための大きな役割を果たしていますが、いずれにしてもネットに繋ぐことができそれに対応したブラウザや専用のアプリをインストールすることによって、誰でもそれらに参加することができるものです。
一方でこれらは匿名性のあるものと認識されていますが、実際にはすべてのサーバーにアクセスするときの履歴が残っていることに留意しなければなりません。それらは単なるデータとして残っているので簡単には知ることができませんし、正確な履歴を残さないようにするといった工夫も可能ですが、最終的にはアクセスポイントまで辿り着くことができるもので、全くその存在を知られずにつながるということはできません。